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大腸癌治療に関するノモグラム
・本ページに掲載されているノモグラムは全て大腸癌研究会で集積したデータを元に作成し、
 その信頼性と妥当性が一定以上の精度で確認されています。
・ノモグラムの結果は実際の治療法を推奨するものではなく、患者が主治医とリスクについてよく相談し、
 自分にはどの治療法が最も適しているのかを検討する方法として推奨するものです。
ノモグラムとは
ノモグラムとは、計算図表を使用して、いくつかのパラメータ(変数)から数値を予測する数学モデルです。

大腸癌研究会のプロジェクト研究では、日本人のデータをもとにした大腸癌の治療に関するノモグラムを開発しています。このノモグラムは多数の施設から集められたデータをもとに、個々の患者さんの病状や受けた治療などの因子から、予想される「リスク」を計算するシステムです。複数の因子を組み合わせるため、単一の因子による予測と比較してより信頼性が高くなる、とされており、欧米ではいくつかのがん領域でノモグラムの開発・臨床応用が試みられています。

テーラーメード医療が注目される中、ノモグラムを用いると、質問への回答や数値の入力により、個々の患者さんの治療後の様々なリスクをこれまでよりも高い精度で予測することができます。
これを用いて、患者さんと医療者との間で治療法の選択や今後の治療方針を検討することができると考えます。
現在公開されているのは低位前方切除後の縫合不全予測ノモグラムのみですが、
今後、直腸癌や結腸癌のみならず再発癌を対象とした、様々なノモグラムの開発を予定しています。



(データの保存について)
会員登録等は不要ですが、入力データは保存されませんので、
必要に応じて印刷、pdf保存などで保存してください。

(使用上の注意)
ノモグラムは、あくまでも統計を元にした参考情報を提供するものです。
実際の治療選択に当たっては、主治医とよくご相談の上、決定されることをおすすめします。
また、本ノモグラムを使用することにより生じたいかなる不利益も大腸癌研究会は一切補償いたしません。
本ノモグラムのご使用、計算結果のご利用についてはご自身の責任のもとで行ってください。
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